2016/02/25
第341夜 ハイ!改宗!
アロハ!
マナ・カードとハワイ文化を伝えています
マルヒア・コジマです( ´ ▽ ` )ノ
またまた、カメハメハ大王の寵妃
カアフマヌさんのお話です。
カメハメハ大王が亡くなった1819年。
当時22歳だった、リホリホが
2世になりました。
その摂政(クヒナ ヌイ)となった彼女。
翌年1820年、アメリカからハワイに
キリスト教宣教師(プロテスタント)がやってきます。
その後彼女は洗礼を受けて
キリスト教徒になるわけですが、
その理由が、(推測)
・古代ハワイ宗教では女性は自由に動けない!
カプ(禁止事項)が多すぎ!摂政として動けない!
それに関連して
・カフナ(聖職者)が何かとうるさい。
カプ破りは王族といえど、死刑だったりします。
坊主が力を持つ。どこの国でもありがちですね。
・カアフマヌが病気になったとき、宣教師が祈ったら治った。
弱ってるときには、こういうのに弱いですよね。
一種の洗脳でしょうか?
・男女が同じ席で食事をしてはならない、というカプを破ってみたけど、何も起こらなかった。
私としては、ここでペレさまにドカンとやって欲しかったですね。
自然=神様はコントロール不可能という証明でした。
・カフナ(聖職者)は職を失い、
・ハワイ宗教施設は取り壊され、
ハワイの原始的な神様への祈りである野蛮な
・フラも禁止!
と、相成りました。
一方で、文字がなかったハワイで、
宣教師によるハワイ語聞き取り調査から
ローマ字を当てたハワイ語ができ、
ハワイ語の辞書や
ハワイ語の聖書が作られました。
これを支えたのが、カアフマヌでした。
その後たった30年で、文字を持たなかった
ハワイアンの識字率は、
一説によると、
80~90%という驚異の数字になりました!!
先進国並みです!
(いやいや、ハワイはもともと進んでたんですけどね)
その当時の、
オアフ島ホノルルのミッションハウスミュージアムHP英語で見られます!
フラやハワイ文化が消滅するきっかけを作ったとも言われちゃうカアフマヌですが、
カメハメハ大王亡き後、
近代化の波に飲まれない為に
相当な努力をしたに違いありません。
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