2015/11/17
夜ハワイ第241夜 裏ハワイ・いつも悪者にしてごめんなさい、キャプテンクック編
アロハ！
ハワイ文化とマナ・カードを伝えています
マルヒア・コジマ
(バリバリの名古屋人)です( ´ ▽ ` )ﾉ
古代ハワイ文化で、私が好きなところ
それは
良い悪いの二択ではなく、
良い悪いが一つに考えられているところ！
一つの物事は
見方によって、良くも悪くもなる。
というか
良い面、悪い面はあって当然、
それがバランスが取れていれば
オッケーd(^_^o)
その、バランスが取れている正しい状態を
ポノといいます。
いつもはハワイアンに肩入れして文化を語っておりますが、
そうではない側からも見ていかないと
ポノではございません。
そんな訳で新テーマ
「夜ハワイ」のなかの裏ハワイ！
今宵は、ハワイ諸島を発見した
イギリス人
キャプテン・ジェームズ・クックにごめんなさい！m(_ _)m
この人がハワイ諸島を見つけてしまい
ハワイ諸島を
サンドイッチ諸島などと名付け、
地図に載せちゃったがために
ヨーロッパ船がハワイへやってくるようになり
病気が運ばれ、ハワイアンは激減
西洋文化に毒されていくのですが、
クックが悪いわけではない。
クックさんは
なかなかの苦労人。
13歳の時にはもう父親と共に働き、
16歳の時に、丁稚奉公にでます。
そこで、商才がないと判断され
隣町の船主の商家へ連れてかれました。！(◎_◎;)
クックは石炭運搬船の見習いとして
船にのり、
そこで一生懸命勉強して
代数、航海術、測量、天文学をマスター。
奉公が終って、
貿易船に乗ると、ぐんぐん昇格。
その後、海軍に入ると
みるみるうちに、水兵から航海士に出世。
二年後にはなんと
航海長に異例の出世！
クックの偉業は、
・世界就航時の航海日誌を残した
・ハワイを発見した
・海図を製作した
・世界初！壊血病者ゼロで航海した(長い船旅でビタミンがたりなくて死んじゃう病気。当時は大問題だった！)
ハワイへやって来た時も
船員たちが南の島でハメを外さないように
気を使ってくれました。
なかなか紳士的な人だったようです。
クックがいたから、ハワイが発見され、
クックがいたから、ハワイも西洋社会と肩を並べるようになれ、
クックがいたから、文字のない古代ポリネシアの様子が今わかる。
ありがとう
キャプテン・
ジェームス・クック！
しかし、惜しくも 1779年
ハワイ島ケアラケクア湾で
ハワイアンに殺されてしまいました…
自分達がもたらした、西洋のナイフで。
(古代ハワイは金属がありません)
クックー！！うしろ！！！(◎_◎;)
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