2015/05/26
夜ハワイ第67夜 サメ神話
古代ハワイでは
食事は男女別々の建物で
いただきます。
男の子も赤子の頃は
女性と食べ、ある程度おおきくなると
男性の方へ移動となります。
こんな神話を思い出しました。
ハワイ神話に出てくる
カモホアリィ というサメ神様。
そう化身として人間の形にもなるのです。
ある時彼は、人間になって
美しいカレイ
カ・レイは、the leiという意味で
という美しい名前を持つ美しい女性との間に
ナナウエという名の
男の子を設けました。
カレイは、息子の背中に
サメの口のようなものがあるのを
不審に思いながらも
大切に育てました。
だって
カモホアリィの正体をしらなかったから((((;゚Д゚)))))))
カモホアリィはカレイに
自分がサメ神であること、
子供に生物(血の味のするもの)は絶対与えないように、
と言い残して
海に帰ってしまいました。
ナナウエが小さいうちは
カレイと食事をとるのでよいとして、
ある程度の年齢になり
男性陣と食事をするようになって
さあ大変!
彼は血の味を知ってしまい
村人達を食べてしまうようになるのです。
そのうちナナウエが犯人とわかり
逃亡生活を余儀なくされ
とうとう最後は殺されてしまうことに(>_<)。
おしまい。
なんだか
後味悪くないかい?(T ^ T)
前の記事 : 夜ハワイ第65夜 古代ハワイの食糧事情
次の記事 : 夜ハワイ第68夜 言葉はマナを持つ