2014/12/02
Kapaと和紙
Aloha!
日本の文化、和紙 が
無形文化遺産に登録されましたね!
*\(^o^)/*
和紙といえば、和紙に似たものが
ポリネシアにもあります。
クワ科の木の皮を
海水などでふやかしてから、
木の棒でトントン叩いてうすーく伸ばす
タパ(タパ クロス)、ハワイ語でカパ
という物です。
古代ハワイでは
マナカードの「タパ」のカードの
両サイドに描かれている木、
ワウケとマーマキから
作られました。
女性の一番ツライお仕事でした。
月の女神ヒナは、このタパ作りが好きで、
月が傘を被っている様子を
古代ハワイアンは
ヒナ神が、タパを干している、
と考えていたそうです。
他にも、ハワイ島ファラライ山では
雨が降ると、
女神カホウポカネが、タパを水で濡らしている、
雷が鳴ると、タパを、叩いている、
稲妻は、タパをひっくり返している、
といわれています。
和紙とは作り方など、全く異なりますが
ポリネシアのタパは、
和紙に風合いが似ています。
ハワイを始め、ポリネシアでは
紙文化がないため(文字文化もない)
カパやタパは、衣服や敷物に使われました。
写真は、
おまちかね?
切り絵と、
ビショップ博物館のFBから引用した
タヒチでのハワイのカパのワークショップの様子と、
ハワイで購入した、フィジーのタパです!
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