2011/05/20
準惑星ハウメアに関するおはなし
Aloha!
昨日に引き続き、準惑星ハウメアネタです^^
発見者グループが二組いて、ちょっとした話題になってました。
まず、
カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン氏と
エール大のデイヴィッド・ラビノゥィッツ(と読むのか?)氏グループの発見説と
スペインのホセ・ルイス・オルティス氏達の発見説。
もめてるようですが
「小惑星センター」なるところは、
発見者はオルティス氏で
惑星名はブラウン氏(といっても、David Rabinowitz氏がつけた)
ということに収めた?ようです。
Michael Brown氏グループは、発見した日がクリスマスに近かったから、
という理由で
「サンタ」と命名し
後にヒイアカとナマカになる衛星には
「ルドルフ」と「ブリッェン」としていたそうです。
(サンタのトナカイ名!!)
それを、
氷ではなく岩石で出来ている星だから(氷の部分は吹っ飛んだそう)、と
相方(笑)David Rabinowitz氏が、
ハワイの大地の女神として石を象徴する(う~ん・・・)ハウメアとつけたそうです。
色々サイトみてると、
ハワイアンは石を信仰していて、
石=大地で、ハウメア、みたいな書き方がしてある・・・えーっと・・・
ちなみに、
オルティス氏考案の名前は「Ataecina」(むむ、何語だよ)
ある地方のカトリックの伝承に由来した名前だそうです。
歴史的発見でも、ネーミングは結構安直なことがわかった。
その前に見つかった準惑星「マケマケ」も、
イースター時に発見→同じくイースター時期に発見された島、イースター島の神名で!
ということなので。
参考記事
Astro Arts 現在の惑星大集合の記事など盛りだくさんなサイトです
Michael Brown氏のサイト準惑星ハウメアについてあれこれ
ナショナル・ジオグラフィック この騒動についての記事
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