2010/02/02
後藤明先生の講座・バウンティ号の叛乱その2
Aloha!
今日は海のインディージョーンズ、後藤明先生の最後の講座でした。
前回に引き続き、19世紀に実際にタヒチで起きた事件、『バウンティ号事件』
の映画の後編を先生の解説で楽しみました。
古代タヒチのダブルカヌーと古代ハワイのダブルカヌーの違い、とか
映画バウンティ号は3回ハリウッドで製作されていますが、
それぞれの特徴と信憑性とか、
絵画や音楽も、解説者がいてちょっとした雑学を交えてくれると楽しいしわかりやすいですよね?
そんな感じです。
あ~本当に楽しかった・・・
沖縄の海洋文化館にはタヒチのダブルカヌーが展示してあります。
これをタヒチのカヌービルダーに見せると、
「マーロンブランドのバウンティの撮影のとき作ったものだね」と
口をそろえていうそうです。
この映画のために古代タヒチのダブルカヌーを作った人(故人)の奥さんなんか
ご主人の作ったものだといって泣き出したそう。(後藤先生がインタビュー)
ところが!
じつは、ハワイイの「ホクレア号」をデザインした
ハーブ・カーネ氏のデザインのカヌーで、
バウンティ号の映画と比べてみるとその違いははっきりわかります。
(ハーブ・カーネ氏、といえば
PELE本の作者です。
新井先生の日本語訳で好評発売中!!)
沖縄のカヌーとハワイイのホクレア号と、タヒチのダブルカヌーが
バウンティ号でつながっていく、というお話で今期の講座は終わりました。
沖縄にいかれましたら、ぜひ海洋文化館へお立ち寄りくださいませ!!
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