2010/01/18
ラパ・ヌイ
Aloha!
きのうのつづきです。
さて、その夜「世界不思議発見」という番組のテーマが
「イースター島のモアイ像」でした!
イースター島はハワイやタヒチ、ニュージーランドを含むポリネシア圏の
いちばん西に位置する島で、
現在はチリ領となっているので
ハワイと関係があることを知らない人が多いです。
(現在では、ニュージーランドをアオテアロア、
イースターをラパ・ヌイ、と
元の名前で呼ぶようになってきています。
番組では紹介されていませんでしたけどね。)
この番組は、
テキトーな情報の番組が多い中、割ときちんと公証されているので
勉強になることがたくさんあります。滅多にみれないのですが・・・
皆さんご存知の「モアイ像」で有名なこの島ですが
当時の原住民たちが西洋人が運んできた病気でほとんど死滅したためや
ポリネシア圏は文字がないため謎が多いのです。
この大きなモアイ像たちが
どうやって山から切り出されて、
どうやって島の東に運んだのか
今まで色々な説がありました。
ただ、言い伝えに「モアイは自分で歩いてきた」というようなものがあり
そこに目をつけた
なんと日本人!!のエンジニア、長井鉄也さんが考えた方法を
現地で実験する、という内容でした。
現地の言い伝えと合致することもあったりで、
こういった謎解きがたまりませんね!
現地の人の「モアイをたたえる」歌と踊りも
ちょっとだけ流れていましたが、
アオテ・アロアの「ハカ」みたいでした。
ちなみに・・・
モアイはハワイで言う「アリイ・王族」の像で
海を背にして自分が統治する場所の方をみています。
目からは「マナ」が出ているらしいです。
(今はほとんどの像の「目」はとれています。)
もちろん、ポリネシアなので
「赤」は王族の色で、
モアイ像がかぶっているプカオという帽子は
プナ・パウ火山の赤い石でできているそうです。